テレワーク出来るならフリーランスで十分?発注するときの3つのポイント
テレワーク(在宅勤務)が推奨され、ウェブ会議などを活用してオンラインで完結する働き方が広まりつつあります。
オンラインで完結するならば、社員である必要はなく、フリーランスにお願いした方がコストパフォーマンスを発揮してくれる場合もありますので、うまく使い分ける事が今後必要になってくると思います。
今回は有名どころのフリーランスが集まるポータルサイトと仕事を発注するときの注意ポイントをご紹介します。
フリーランスが集まるポータルサイト
下記以外でも今は業種別に特化したサイトも増えています。
自社の業種で検索してみることをお勧めします。
ランサーズ
2008年4月設立/2019年12月東証マザーズ上場。
日本初のクラウドソーシングサービス。
プロジェクト形式とコンペ形式がある。
コンペ形式は多くのデザイン提案の中から気に入ったものを選ぶことができるので、失敗しにくく、センスのいいフリーランスを見つけるのに有用。
公式サイトへ
クラウドワークス
2011年11月設立/2014年12月東証マザーズ上場。
CMを多く行い一気に上場した。マーケティングがうまい印象。
機能はランサーズとほとんど変わらない。
アプリがあるので、フリーランスのユーザーは離れづらいと思う。
公式サイトへ
ココナラ
2012年1月設立/未上場。
スキルのフリーマーケット。
気に入った一人を見つけ出して仕事を依頼する。
公式サイトへ
仕事を依頼(発注)するときの注意点
上記ポータルサイトは格安で仕事を依頼することができますが、フリーランスの力を引き出せるかは発注側の能力も大きく関わってきます。
① 丸投げしない。
「当方は詳しくないのでいい感じでお願いします」はトラブルの元です。
目的やゴールなど考えをまとめて、自社の社員へ指示を出すような感覚で丁寧に依頼をするといい提案が増えてきます。
② 規模感が分からなければ相談フェーズを作る
経験豊富なフリーランスは依頼の文章を読めばトラブル案件かどうか分かります。
いきなり予算100万のプロジェクトを作るのではなく、要件定義、デザイン、開発などでフェーズを分けて依頼をかけた方がレベルの高い人が集まりやすいです。
③ 値切らない/上から目線にならない
ランサーズやクラウドワークスで出ている金額は企業に発注する相場の半分以下がほとんどです(可哀そうに…と思いながら私は見ています)。
相手の能力に敬意を払い、誠意ある対応をする方が品質向上に繋がります。
フリーランスの能力を借りて業務効率アップ
冒頭で言いましたが、オンラインで完結するなら社員である必要はなく、一生懸命育てた社員が辞めてノウハウごとなくなるリスクを考えると、フリーランスを使った方がいろんな意味でプラスの場合もあります。
人手不足はより深刻になり、採用は難しくなってきます。
労働力を社会全体でシェアするのも時代の流れではないでしょうか。