2019/08/21 投稿

起業時には売上に直結する営業ツールにお金を使おう!

彩都総合特許事務所 弁理士 佐原 雅史

起業した時、最初に迷うのが「お金の使い方」だと思います。
何に、いくら、お金を使うべきか、意外と迷うものです。
正解・不正解もありません。
自分の経験に基づくヒントを紹介します。

 

(1)売上に直結するツールにお金を使う

売上に直結するツールには、積極的にお金を使うべきだと思います。
起業当初のシンプルな目標は、売上によって外部から手に入れたお金(回収できたお金)で、日常の運営費を100%賄うことです。
これが達成できると「ひとまず軌道に乗った」状態になります。

代表的なのものが営業ツールです。
ちらし、ニュースレター、会社案内、ホームページ、スマートフォン等が代表的な営業ツールでしょう。
「売る」という行動に対して、お金と力も全力投球するのが良いと思います。

 

(2)「濃い人間関係」作りにお金を使う

起業当初はどうしても「社歴」が足りませんので、商品力のみでは、売れないことが多々あり得ます。
そこで大切なのが「濃い人間関係」です。

濃い人間関係とは『君のことが気に入った。だから君から買おう!』といってもらえるような人間関係です。
自ら出向いて関係を構築する必要があります。
そのような旅費・交通費に積極的にお金を使いましょう。

私どものさいたま起業家協議会のように、毎月、勉強会を行っているような団体に参加すると、低コストで「濃い人間関係」を築きやすいでしょう。
ちなみに「広く浅い人間関係」の構築には”いつまでも”お金を使うべきではありません。
例えば、一度きりの名刺交換を目的とするような会合に、いつまでも参加すべきではありません。
最初の出会いは「広く浅い人間関係」からスタートしますが、その中から「この人だ」という出会いを見つけだして、素早く「濃い人間関係」にシフトさせることが、無駄な出費を抑えるポイントになります。

 

(3)準備にお金をかけすぎない

私の経験として、最初の頃、「営業」よりも「準備」にお金と時間をかけすぎてしまいました。
「営業」は、成功よりも失敗が多いので、気持ちが落ち込みやすいのですが、「準備」は、行動した分だけ確実に前進するので楽しく感じたからです。

しかし、現実は、日銭を稼ぐことが大切になります。

ユニークな製品を沢山生み出しているSONYも、創業は、ラジオの修理・改造サービスでスタートしたことを考えると、納得感があります。

このコラムは協議会メンバーが執筆しています。
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