ホームページ制作の見本になるクラウドファンディング
近年、資金調達の一つとしてクラウドファンディングが注目されています。
大手「Makuake(マクアケ)」などのサイトは知名度がなくアイデアで勝負する起業家にとって、資金調達やニーズを探る手段として、とても有益なツールだと思います。
さらに、クラウドファンディングを利用せずとも自社ホームページ制作のいい見本になりますので、今回はその理由と大手クラウドファンディングサイトをご紹介します。
(いい見本の理由1)1ページのストーリーで心を動かす
クラウドファンディングのプロジェクトは1ページのみです。
その1ページの中に自分の想いを詰め込み、お金を出してもらわなければなりません。
閲覧者の共感を呼び起こし、心を動かすことが重要です。
投稿者のほとんどは実績がなくゼロから始めています。
新しい商品を開発した人は、それがどのように生活を豊かにするかを動画や動作イメージ画像で表現します。
形がないサービス系のビジネスでも閲覧した人がイメージできるように工夫しています。
閲覧者の心を動かすのに奇抜なデザインやエフェクトは必要ありません。
スクロールするとフワッとするような動き(エフェクト)は読み手をイラっとするだけです。
(昔は驚かれた時代がありました。)
商品やサービスの価値を端的に伝えることに注力しているのがクラウドファンディングの特徴です。
(いい見本の理由2)いいプロジェクトとダメなプロジェクトの分析ができる
支援金額が億を超えているプロジェクトもあれば、0円のプロジェクトもあります。
それらの違いが何なのか、ぜひ比較してみてください。
「自分たちには事例がない」「カメラマンがいない」「動画の編集ができない」
いろいろと言い訳したくなると思いますが、見ている人(お金を出す人)に言い訳は通じません。
いきなり100%を目指すのではなく、支援金を多く集めているプロジェクトを参考にしながらPDCAを回してみてください。
例)1億2千800万円の支援金が集まった「glafitバイク」
https://www.makuake.com/project/glafit/
クラウドファンディングのサイト紹介
名前をクリックするとサイトを別ウィンドウで表示します。
- Makuake(マクアケ):モノづくり・飲食店が多い
- READYFOR (レディーフォー) : 社会福祉や社会貢献のプロジェクトが多い。
- Kickstarter(キックスターター): 2009年設立。アメリカ発クラウドファンディングの草分け的存在。日本のプロジェクトは少ない。
まとめ
クラウドファンディングのプロジェクトはプロのカメラマンやライターがサポートしてくれます。
ですが、自分たちで出来ないことはありません。
今のスマホは性能がよく、編集ソフトも充実していて、YouTubeにアップしている方々は自撮りをし試行錯誤しながらブラッシュアップしています。
ホームページ作成時に大手サイトを真似るのは止めて、自社の魅力をどうやったら伝えれるかを考えていきましょう!